姿勢というのは健康において非常に重要です。そしてこれが乾癬とも無関係ではないと考えられているのが意外に知られていないと感じます。

普段はあまり意識していないかもしれませんが、姿勢は意識していないと自然と緩んできて前後左右斜めの傾きができてきたりしてしまいます。

結果、背骨などの歪みに繋がり、背骨の歪みは神経痛をはじめとした様々な病気に関係していると言われています。

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姿勢と背骨の歪み

人間の背骨や骨盤は姿勢によって徐々に歪んでいってしまいます。これはメディアなどでも幾度となく取り上げられているのでご存知の方も多いでしょう。

横向きで寝転がっていたり、片肘をついていたり、いつも同じ片方の手にだけ荷物を持っているという習慣を繰り返しているだけで背骨は左右に歪んでいってしまいます。

前後も同様ですね。いつも下を向く仕事や、猫背がクセだったりするとこれも歪みの原因となります。

基本的には習慣ですね。衝撃によって損傷することはありますが、歪みというのは基本的に生活の中の積み重ねで発生していくものだと思います。

歪みと病気

背骨の歪みは万病のもとというのも良く言われていますね。

脊椎には重要な神経群もあり、背骨の損傷や歪みによって神経の圧迫がなされて神経痛が発生するというのは一般的だと思います。

その他にも脊椎の異常は内臓などの器官にも及び、徐々に狂いや負担が生じてくるというものでもあります。

これは人間最大の器官である皮膚も例外ではありません。

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乾癬

皮膚に影響があるということは乾癬への繋がりも見えてきますね。

第一胸椎から第三腰椎までの計15の脊椎分節部を通じて脊椎と皮膚は繋がっているようです。

乾癬の原因は皮膚からではなく、内臓、主に腸と考えられてきていますが、皮膚にも負担がかかっている状態だと発生因子が増えてしまうので、乾癬発症や悪化の原因となりやすい状態へと導いてしまうはずです。

皮膚と内臓、どちらも健康であることが望ましいですが、どちらかが健康なだけでも状態を抑えられるとみてもいいのではないでしょうか。

背骨だけでなく、内臓から改善していくことが重要ですが、合わせて姿勢を意識して、背骨の矯正もっていくことが乾癬改善への道のひとつだと思います。

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