乾癬症状にはかなり個人差がありますね。
また、原因には共通点もありますが個人差もあると思います。
目次
乾癬症状の個人差
乾癬の症状は全身にわたる紅皮症といった重いものから、ある季節に一部だけ現れる軽いものまで様々です。
乾癬は基本的に自然治癒することは稀なので、そのまま放っておくと一般的には悪化していくことがほとんどだと思います。
なので症状の重さは乾癬の疾病歴に応じていることが多いですね。
また、ステロイドの使用歴に応じて副作用も重くなるので症状悪化の要因ともなります。
症状を重くしないためにも、薬だけに頼るのではなく、長期的な目線で体質改善を目指すことが大切でしょう。
発生部位の個人差
乾癬の発生部位にも個人差があります。
好発部位は基本的にこすれやすい箇所で肘や膝などですが、手に出やすい人、頭皮に出やすい人、足に出やすい人、それぞれ個人差があります。
乾癬は外部の刺激によって発生しやすくなってしまう面があるので、姿勢や行動に気を付けることも重要です。
ケネブル現象と言って、外傷から乾癬症状に繋がる場合もあるので、既に乾癬症状がある方は傷ややけどにも注意してください。
原因の個人差
乾癬のはっきりとした原因はわかっていませんが、原因は一定ではなく個人差があると思います。
遺伝、食生活、生活環境、ストレスなど一つの原因だけではなく複合的な要素が組み合わさって乾癬症状に繋がるものと考えた方がいいでしょう。
遺伝の個人差はもちろん、生活環境もかなりの個人差があります。
ストレスは同じ事象を受けたとしても人によって受け取り方は違うので、大きなストレスと感じるか、なにも感じないか、逆にプラスと捉えるか、かなり個人差がありますね。
食生活
そして食生活は、同じものを食べたとしてもそれが悪い因子となるか、なにも影響がないかというのは非常に大きいです。
アレルギーも人によってかなり違うのは一般的に知られていますね。
乾癬症状に関しても悪性因子の食べ物は個人差があると思います。もちろん基本的に好ましくない食べ物はありますが、人によっては意外なものがダメだったリすることもあります。
ある人は豚肉は大丈夫だけど、牛肉を食べると真っ赤になるといった人もいます。肉類がダメなのではなく、特定の肉がダメというケースですね。
これは肉だけではなく、穀物や果物、野菜にもありますね。
アレルギーは検査によってある程度特定できますが、乾癬に関しては自分で悪い食べ物を見つけていくことが重要です。献立や食べたものをメモしておくことで、疾患の状態と照らし合わせて傾向を見ていくことをおすすめします。
乾癬の改善に食生活は基本ですね。
まとめ
乾癬の原因や症状には個人差があると思います。
基本的な好ましくない要素もありますが、個人差による影響も大きいはずなので、ご自分の症状と照らし合わせて傾向を見ていくことが乾癬治療において重要でしょう。