乾癬は症状が痛みとして関節に現れることもあり、乾癬患者の数%が関節炎をともなっていると考えられています。

皮膚に紅斑や鱗屑の症状が現れるのもストレスになりますが、関節炎は痛みという健康被害が辛いところでもありますね。進行によっては関節破壊とも繋がってしまうので、できるだけ早期の治療をしなければなりません。

皮膚と関節の違いはあれど、根本の治療は体質の改善ということになってくるので、生活習慣の改善も並行して行っていきましょう。

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乾癬性関節炎

乾癬によって引き起こされる関節炎は、乾癬性関節炎や関節症性乾癬と呼ばれています。

乾癬症状としては、皮膚から現れる場合、関節炎から現れる場合、同時に現れる場合とそれぞれですが、皮膚症状が先行する場合がとほとんどを占めます。

乾癬性関節炎の症状としては、主に手の指に腫れと痛みを伴う関節炎で、骨と腱、靭帯、関節包、筋膜の付着部の炎症が主となってきます。

関節症状は放っておくと関節破壊へと進行するので、進行を抑制する治療をすることが重要となってきます。

乾癬の皮膚症状としては、かゆみも少なく、見た目以外にはそこまで実生活に直接的な影響を及ぼしませんが、関節炎は直接的に被害を及ぼします。早期に改善したい症状のひとつですね。

関節リウマチとの違い

関節炎の症状はリウマチと似ています。ただほとんどの場合は皮膚に症状が出ているかで判断できますし、病院で診断すればどちらの関節炎かわかります

リウマチは第2関節や指の付け根が炎症を起こしやすいのに対し、乾癬性は第1関節に炎症が起き、腫れたり痛んだりする傾向があります。

また、リウマチ性関節炎患者の数%は乾癬を併発しているとも考えられています。

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乾癬性関節炎の治療

乾癬性関節炎の治療には、主に非ステロイド抗炎症薬やメトトレキサートなどの内服薬が処方されます。

近年では、レミケード、ヒュミラ、ステラーラといった生物学的製剤が効果が高いことから治療薬として使われるようになってきました

ただ、生学療法は治療費が高く、副作用も未知な部分があるため、まだ一般的ではないようにも感じます。

乾癬性関節炎の食事治療

エドガーケイシーによると、関節炎は体が過剰に酸性に傾いている場合に起こるとされているので、体をアルカリ性に保つことによって鬱血を防ぎ、関節炎症状を和らげることができるとのことです。

これは関節だけではなく、皮膚への乾癬症状にも言えることですが、体が酸性に傾いてしまうということは乾癬にとって悪化原因となります。

アルカリ性によく作用するのは、新鮮な果物と野菜です。これらは関節炎だけではなく乾癬症状の緩和にもおすすめです。

ただし、ナス科の野菜や植物には気をつけてください。乾癬とナス科のレクチンは相性が悪いとされています。

また、塩分や塩の添加されている食べ物にも注意した方がいいと考えられていて、乳製品も低脂肪で無塩や減塩のものを選ぶといいでしょう。

甘いものを控えて、良質な水を十分に摂るというのも基本になってくるのでぜひ意識してみてください。

まとめ

乾癬は皮膚だけではなく、関節炎としても症状が出ることがあります。

関節炎は自分ではケアしづらいですが、早期に改善したい症状のひとつですので、病院で診断し早期に治療することをおすすめします。

また、病院の治療だけではなく食事での自己管理も大切です。

症状を抑えるだけではなく、再発を防ぐためにも重要なので、症状が収まってきた時こそ継続的に食事療法を意識していきましょう。

乾癬治療方法と完治への道はこちらでまとめていますので、合わせてぜひご参考ください。

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