乾癬のかゆみ止め

乾癬は幸いと言っていいかわかりませんが、皮膚疾患のなかでは比較的かゆみが少ない傾向があります。

しかし、かゆみが出ると非常に辛く、かくことによっての症状悪化をも招いてしまうことでしょう。。

かゆみに悩まされている方も少なくでしょうし、原因や対策を考えていくのも重要です。

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乾癬のかゆみ

乾癬は皮膚の病気としてはかゆみが弱い傾向があります。ないというわけではありませんが、皮膚疾患としては比較的弱い部類ですね。

かゆみの強いアトピー性皮膚炎などと比べると顕著です。

このかゆみの強さが、乾癬とアトピー性皮膚炎の大きな違いとも言っていいでしょう。

かといって乾癬が全くかゆくないわけではありません。症状が悪化していたり、症状が広がって体全体に及んでいるような状態の場合は、かゆみが非常に強いことも多いです。

また、部位にもよりますが頭部の乾癬はかゆみがある傾向もあります。

乾癬患部をかいてしまうと

乾癬患部を搔きむしってしまい、鱗屑が無理にはがれてしまうと点状の出血が見られ、この現象をアウスピッツ現象といいます。

これは症状悪化となるので避けて欲しい状態のひとつです。

また、新たに傷ができてしまうと症状が発生してしまうケネブル現象もありますので、無理に搔きむしることは避けてください。

患部を搔いてしまうと症状は広がってひどくなってしまうので、かゆみをコントロールして抑えていきたいところです。

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かゆみの原因

かゆくなるメカニズムというのは、脊髄にある抑制性脊髄介在ニューロンという抑制性細胞が関係していて非常に難しい部分もあります。

意識するほどにかゆみが出るという精神的な部分も大きいことでしょう。

一般的に、かゆみの原因はアレルギー反応が多く、植物、虫、金属、食品などによって引き起こされることが多いです。

また、乾燥は痒みの大敵です。湿度の調整や肌の保湿を意識してみてください。

かゆみは衣服にも影響されますし、特に寝具の衛生環境には気を付けてください。寝ている間は無意識にも掻きむしってしまうこともあるでしょう。

鱗屑の掃除や寝具のダニ対策は、人一倍気を使ってほしい点でもあります。

現在では一家に一台ともなっていますが、布団クリーナーの使用は乾癬にとっても非常におすすめです。

また、かゆみの原因としては、乾癬症状の悪化の他に、新陳代謝が上がってしまうことでも起こります。運動後や食事後やお風呂上がりなどですね。

あとは空気の乾燥でもかゆみが強くなる傾向があるので、室内の湿度管理も意識していきましょう。

かゆみの対処

かゆみの対処はいくつかありますが、冷やすことである程度緩和することができます。ビニールに氷を入れて患部に当てるだけでかなりかゆさが治まるのではないでしょうか。

あとはマッサージもおすすめです。

こするようなマッサージはかゆみを強くすることもあるのでおすすめできません。オイルマッサージがいいでしょう。ひまし油やオリーブオイルを使ってマッサージをしてみてください。

環境的には、乾燥を避けるために冬場などは加湿器などで湿度をコントロールしてください。患部を蒸しタオルで保湿するのもおすすめです。

食べ物としては、香辛料は刺激物でかゆみを発生させてしまうので摂取を控えた方がいいでしょう。

かゆみだけではなく、乾癬の食事療法としても香辛料はおすすめできません。

かゆみ止めの薬

症状がひどいときには、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などのかゆみ止めが処方されることが多いです。

また、病院以外でも市販のかゆみ止めを使うのもいいでしょう。

日本では入手しにくいですが、エドガーケイシーが勧めている乾癬のかゆみ止めにクチクラ軟膏があります。

クチクラ軟膏は体の水分の蒸発を防いだり、体の表面を保護したりする役割があり、鱗屑を軟化させるのに役立ちます。

大型の斑点や輪郭が浮き上がってくる患部に効果があるとされていて乾癬症状の緩和におすすめです。

ただ、クチクラ軟膏を入手するには個人輸入をするしかないのが難点なんですね。

保湿や体内からのかゆみケアをするのがおすすめになっていきます。

保湿でかゆみ止めと予防

前述の通り、かゆみに乾燥は大敵です。

湿度調整や肌の保湿は積極的に行ってください。かゆみは発生する前に保湿で予防をするというのがおすすめです。

保湿は化粧水と保湿クリームが基本となりますが、無添加でアレルギーまで考えられたのものがいいでしょう。

特に、乾癬と同じく自己免疫疾患と考えられ、症状が似ていてかゆみはより強いアトピー性皮膚炎を考慮した保湿剤をおすすめしたいところです。

こちらのオージェンヌは、アトピー性皮膚炎でもスキンケアをするための無添加化粧水ですので、お風呂上りなどのスキンケアで肌に潤いを与えてあげてください。

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こちらのADリッチクリームは、アトピー性皮膚炎でも使用されている無添加の保湿クリームで、かゆみ止めとしても使用されています。

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お風呂上がりの化粧水と保湿クリームというのは保湿の基本ですから、かゆみにお悩みの方はぜひお試しになってみてください。

体内からの痒みケア

外側からのかゆみケアだけではなく、体内からのアプローチも重要です。

こちらの澄肌漢方堂のお薬は、アレルギー体質の皮膚炎を考慮した医薬品で、皮膚掻痒症にも効能があるとされているので体内からのかゆみ止めアプローチにはうってつけです。ぜひお試しになってみてください。
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こちらは医療費控除の対象となっていますし、1日当たりワンコイン以下でかゆみの悩みを軽減できるのならお安いものにも感じてしまいます。6歳から使用できる安心感も嬉しい点ですね。

必要以上にかゆみを意識しない

かゆみというものは意識するほどにかゆくなってくる面もあります。

そして、かくと血行が良くなってさらにかゆくなってしまうんですよね。

なにかに夢中になっている時にはかゆみを感じないことも体験されている方も多いと思いますし、意識の部分でかゆみを遠ざけるというのもひとつの方法でしょう。

まとめ

乾癬はあまりかゆみの強い症状ではありませんが、掻きむしってしまった場合、症状が酷くなるのでできるだけ避けてください。

対処としては搔きむしる以外の、冷却やオイルマッサージなどの方法を取るといいでしょう。

適度な湿度の室内環境、衛生的な衣服や寝具など、外部からの環境を整えることでかゆみ症状を抑えていくことも重要ですね。

かゆみを根本から抑えるには、やはり乾癬症状の改善が第一で、食事や生活習慣の改善を中心とした体質改善を行って行くのがおすすめです。

乾癬治療方法と完治への道はこちらでまとめていますので、合わせてぜひご参考ください。

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