乾癬は放置していては改善することは少なく、悪化することの例の方が圧倒的に多いでしょう。
今回は乾癬症状の改善について書いていきたいと思います。
乾癬の健康被害
乾癬は見た目によるストレスが一番大きいと思います。
実はそこまで乾癬の健康被害って大きくないんですよね。かゆみや関節炎などの直接的な影響もありますが、皮膚疾患の中では比較的少ない方だと思います。
だからといって健康への影響がゼロというわけではありません。
もちろん重症になれば入院が必要なケースもありますし、ストレスによって健康が害される可能性は高いです。
多くの乾癬患者さんにとって、このストレスが一番改善したい症状なのではないでしょうか。
乾癬症状改善
乾癬は見た目のストレスを改善していくと、どんどんいい方向に改善していくこともあります。
少しでも症状改善の兆しが見えるのって本当に嬉しいですよね。
逆に、以前なんともなかった箇所に皮疹ができるのは非常にストレスです。
このストレスを解消するために一時的に薬を使って症状改善を図るという選択はアリだと思います。
ただ、薬によって改善した症状は、長期的に見ると副作用やリバウンドで悪化してしまうことも多いです。
参考:乾癬のステロイド治療
それを避けるためにはやはり体質改善しかないと思います。食事治療法を並行して行うことですね。
食事治療法
何度も書いていますが、乾癬を根本的に治す方法は食事治療法だと思います。
薬を使用した治療を行ったとしても、食事の改善は並行して行った方がいいです。
食事治療法は体質の改善に繋げるためなので、早期の効果は期待できませんが、徐々に症状も改善していくことと思われます。
好転反応
好転反応と言って、正しい治療法を行なっていて症状が改善に向かっていても、一時的に悪い症状が身体に出ることがあります。
好転反応は体質の変化や毒素排出の過程などで一時的に起こるものですので、ここで治療をやめてしまうと意味がありません。
ただし、本当はアレルギーだったりした場合は重大な問題ですので、おかしいと思ったら抗原の検査をすることをおすすめします。
アレルギーは放っておいて摂取し続けると症状の悪化だけではなく、大変な事態にもなるので早めに皮膚科を受診してください。
まとめ
乾癬症状の改善には、長期的には食事治療法、短期的には薬の使用ということになります。
薬の長期的な使用はおすすめできませんので、皮膚疾患を長期的に抑えたいのであれば食事や生活を改善するしかないと思います。
ある程度の改善が見込めてきたら、治療中のストイックな食事から多少緩めても問題ないと思いますので長期的な視点でストレスを溜めずに治療していくことをおすすめします。