砂糖の害というものはご存知でしょうか。特に精製された白砂糖というものは非常に心身に悪いということがわかってきています。
これはとくに肌にも影響があるので、乾癬にも関係深いということになると思います。
砂糖の害
甘くておいしい砂糖ですが、実は様々な害があります。
実はというほどでもなく、害については既に一般的にも知られていますし、体感的にもおわかりかもしれませんね。
砂糖は酸性食品なので、これを体に取り入れると体は酸化します。さらに中和のためにビタミンやミネラルも消費してしまいます。
また、血糖値の急上昇を招き、インスリンの大量分泌を必要とし、低血糖を招き体の負担をなってしまいます。
ざっくりと書きましたがこれは一部で、酸化した糖分の害は様々で多岐に渡ります。
砂糖の摂取は肌荒れにも繋がるということは経験上おわかりだと思います。皮膚疾患である乾癬にも無関係ではありませんね。
砂糖の依存症
砂糖が身体に悪いということは、なんとなくですがみなさんおわかりでしょう。
しかし、急を要する症状が出るわけではないため誘惑に負けてしまうんですよね。これは砂糖の依存症によるもので。砂糖中毒とも言われます。
砂糖は、過剰摂取するとさらに砂糖が欲しくなるという中毒症状を引き起こすことがあり、これはみなさんも経験があるのではないでしょうか。
食べなければなんということはないけど、一度食べるとどんどん食べたくなるというものです。お菓子を一袋だけと開けると、途中でやめるのってなかなか難しいんですよね。
一説によると、砂糖の中毒症状はカフェインやニコチンよりも強いとも言われるぐらいです。しかし、食事から砂糖を完全に排除するというのは難しいかもしれません。
砂糖断ち
砂糖を断つということは強い意志が必要です。
しかし、そんなに難しいことではありません。外食や間食をしない。自炊をするときは味付けに気を付ける。これだけでかなり軽減することができます。
砂糖を断つ代わりに、肉類をオッケーにするという方法で精神的に楽になるかもしれません。味付けは塩メインです。
市販のドレッシングやソースは砂糖を多分に含んでいるので避けるべきでしょう。
一度砂糖を断つ習慣に入ると、そこまで砂糖を欲しなくなるサイクルに入ると思います。
ただ、低血糖の方はこれらに気を付けなければいけません。自分の身体に合った、無理をしない範囲というのが原則ですね。
糖分補給
砂糖を使うなら、精製された白砂糖ではなく黒砂糖や、ビーツ(甜菜)から取れるテンサイ糖、はちみつに置き換えて使うのがおすすめです。
特に、ビーツはエドガーケイシーからも勧めされている野菜ですし、はちみつも勧められる食品として挙げられています。
デメリットとしては、白砂糖は安価な分、他が高価に感じてしまうところですね。そもそも白砂糖が安すぎるのだと思いますが。
まとめ
乾癬にとって、体を酸化させる砂糖は大敵になるはずです。しかも糖分を含む食品には脂肪分が付き物ですので、このセットは最悪の部類かもしれませんね。
乾癬の食事治療法の一環として、砂糖を減らしていくこともおすすめの方法のひとつです。