乾癬の初期症状としては、小さな紅斑が発生し、それが徐々にくっつき大きな紅斑を形成していきます。

肌が赤く盛り上がって白い鱗屑が付くというわかりやすい症状ですが、あまり一般的ではないために病状が発生すると最初は戸惑ってしまうことでしょう。

もしくは乾癬を知っていて、自分の湿疹や紅斑が乾癬ではないかと心配になってしまうケースもあるかもしれません。

初期症状を知ることは症状を悪化をさせないためにも重要なので、今回は初期症状や好発部位を見ていきたいと思います。

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乾癬の初期症状

乾癬の初期症状はまず赤い発疹です。かゆみで気付くこともあるでしょう。

主に赤い発疹ができて、赤く盛り上がる紅斑となり、紅斑には白いかさぶた状の鱗屑が付きます。

正常な皮膚と患部の境界がはっきりしているのも特徴で、紅斑に違和感がなければただの湿疹だったり、腫れだったりすることも多いので、過度な心配はせずに無駄なストレスとしないのがおすすめです。

紅斑に異常な早さで鱗屑が出てくると乾癬を疑いましょう。

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乾癬のかゆみ

乾癬は、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患と比べるとかゆみが少ない方ですが、個人差もあってかゆみが強い方もいらっしゃいます。

通常のかゆさとは違って、日焼けをしたときのようなヒリヒリするようなかゆさという方もいらっしゃいますね。

自分から見えにくい体の箇所だと、かゆみで初期の疾患に気づくこともあるでしょう。

かゆみが酷い時は乾癬症状が悪化する傾向なので、その前に食べたものや行動を思い出して、自分に合わないものを見つけていくのも乾癬管理方法のひとつです。

また、かゆみ対策は保湿がポイントとなってきます。かゆくなる前にしっかりと保湿をしていくのがおすすめです。

体の中からかゆみをケアするのもいいでしょう。
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初期症状からの乾癬の進み方

乾癬の症状の進み方としては、紅班が一つ二つと現われ、その範囲が次第に広がっていったり、周辺の幹部と合わさったりして最終的には大きな紅班を形成します。

発生部位は肘、膝、腕、足、顔、頭など皮膚があればどこでも発生しますし、爪に乾癬症状が出ることもあります。

治療のしやすさも発生部位で違ってきますし、人目に付きやすい箇所ほどストレスが溜まるので、発生部位は乾癬患者を悩ませることのひとつとなってきます。ストレス軽減のためにはステロイド治療も止む無しとなってくるでしょう。

また、その紅斑の大きさや範囲、体の部位によって乾癬の種類や病名も変わります。

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乾癬の好発部位

症状を発生しやすい体の部位を好発部位と言います。

乾癬の好発部位としては、肘、膝、生え際など、こすれやすい部位に症状が発生しやすい傾向があります。

初期症状も、好発部位からの発生が多い傾向です。

このため、乾癬症状は衣服や刺激などにも気を付けましょう。

さらに気をつけて欲しいのは、正常な皮膚に傷ができるとそこに乾癬が発症してしまうケネブル現象です。乾癬患者は傷ややけどにも注意しなければなりません。

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初期症状のうちに乾癬を治療する

乾癬に限らず、病気全般に言えることですが、初期症状のうちに乾癬を治療するということは大切です。

乾癬の治療も個々によって違うので難しい面がありますが、乾癬症状が出ていることに気づけば、現在の生活習慣は自分に合っていないということを意識するべきでしょう。

それに早くに気づいて、食生活を中心とした生活習慣を変えることで、乾癬の症状も収まりやすくなる傾向です。

乾癬に悪いと言われる生活習慣は、一般的に良くないとされる生活習慣にも通じるところがあるので、食生活、適切な運動、ストレス解消といったトータル面を意識してください。
乾癬の治療や症状の改善には、病気の治療というよりも体質の改善という長期的な視野も必要になってきます。
短期的には病院での治療で症状を軽減させることもできますが、根気よく体質の改善も並行して実践していきましょう。

まとめ

乾癬の症状は、紅斑に鱗屑が発生します。初期は小さな紅斑ができて、それが合わさることで大きな紅斑を形成していきます。

初期から明らかに正常の皮膚ではない症状が発生するので、すぐに普通の皮膚疾患ではないことに気づくと思われます。

しかし、残念ながら薬局に行っても根本的には解決しません。かといって病院に行っても効果的な薬というと満足な説明もなくステロイドを処方されてしまうこともあるでしょう。

ストレスを軽減させるという使い方はステロイドが有効だと思いますが、体質改善を並行して行わなければ再発やステロイドの副作用に悩まされてしまう結果になると考えてられます。

乾癬だとすれば、治療によって一旦症状が治まっても油断してはいけません。根本的な体質改善が重要なので、しっかりと生活習慣を見直していきましょう。

乾癬治療方法と完治への道はこちらでまとめていますので、合わせてぜひご参考ください。

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