
乾癬とトマトは意外に気を付けなければならない関係があります。
これはエドガーケイシーの書籍を読んでいる人にとっては当たり前のことかもしれませんね。
トマトはナス科なので、レクチンという成分が乾癬に相性が悪いと考えられています。
乾癬とトマト
トマトと乾癬の関係は意外に知られていません。
トマトはビタミンやミネラルが豊富で健胃効果があり、一般的に健康にいい効果があると言われていますが、乾癬や皮膚疾患がある人にとっては悪影響となる可能性があります。
ナス科の野菜にはレクチンという成分が含まれ、レクチンは消化に悪く、腸壁の細胞にくっつきやすい性質を持っていて、腸壁に小さな孔を開けるとされています。
乾癬は腸壁の薄さからくる毒素の吸収も問題となってくるので、レクチンとは相性が悪いんですね。
健康な人には問題ないのですが、乾癬やアレルギーを持つ人にとってはナス科の野菜は避けた方がいいでしょう。
トマト排除で乾癬症状改善も
アメリカの研究チームによると、乾癬患者にはトマトを好んで食べる傾向があり、このトマト好きの方達の食事からトマトを排除させた結果、緩やかですが乾癬の症状が軽くなっていった結果が得られたそうです。
トマトそのものだけではなく、トマトジュース、ケチャップ、トマトソースなども避けた方が乾癬にとっては良い結果が得られるかもしれません。
ナス科の野菜
注意した方がいいナス科の野菜には、他にどんなものがあるのかも気になるところですね。
代表的なところでは、ナス、トマト、ジャガイモ、パプリカ、コショウ、トウガラシ、タバコがナス科となっています。
「これってナス科なの?」という意外なものも入っています。刺激物が多い印象で、タバコがナス科というのが意外かもしれませんね。
これらは乾癬患者にとっては相性が悪いので避けた方がいいでしょう。
トマトやコショウは調味料として使われることも多いので、外食などでは避けきれないかもしれませんが、意識するだけでも大分違うはずです。
まとめ
ナス科の野菜やトマトが悪いというわけではないのですが、乾癬患者にとっては相性が悪いということです。
アレルギーのように食べてすぐに異物反応が出るのであればわかりすいのですが、地道に体に吸収されて影響が出るので、意識していなければナス科の影響というものは気にもしないのではないでしょうか。
100%悪いというわけではないかもしれませんが、避けることによって大きな弊害があるわけでもないと思うので、長期間食事からナス科の野菜を外してみて乾癬症状の様子を見てみるのもいいと思います。
食事内容を見直して体質を改善していくことは、乾癬治療において基本ともなってくるので、合わない食べ物をぜひ意識してみてください。
乾癬治療方法と完治への道はこちらでまとめていますので、合わせてぜひご参考ください。