乾癬にかかっている人は、免疫を始めとしたなにかしらの体の異常が起こっていることはおわかりだと思います。
主に言われているのは肥満なども関連していると言われていますね。そして生活習慣病の代表ともいえる糖尿病に因果関係はあるのでしょうか。
糖尿病
糖尿病は、血糖値が上がった時に作用するインスリンの以上によって引き起こされます。
すい臓でのインスリンの作り方や使い方に問題が起き、インスリンの作用不足により血糖が高くなってしまいます。
現れる症状としては様々ですが、疲労感、皮膚の乾燥やかゆみ、手足の感覚の低下や麻痺、頻尿、空腹感、のどの渇きなどです。
症状が進行すると様々な合併症も引き起こしてしまいますね。
乾癬と糖尿病
約5000人を対象として調査した結果、乾癬症が見られたのは全体で3.8%、(男性4.2%、女性3.5%)だったようです。
また、女性では乾癬症が見られる人の12.9%(乾癬症がない場合は6.5%)、男性では乾癬症が見られる人の16.0%(乾癬症がない場合は9.5%)で糖尿病を合併していたとの調査結果が出ています。
乾癬症状がある人はない人に比べて、糖尿病の合併率が高いという結果ですね。
これは乾癬だから糖尿病になるということではなく、糖尿病にかかる因子がある人が乾癬にかかりやすいということだと思います。
乾癬は主にストレスや食生活などの罪重ねなどによって引き起こされるので、糖尿病と重なる部分が多いということでもあるのでしょう。
糖質制限
糖尿病で食事での糖質を制限することは重要だということは広く知られています。
そしてこれは乾癬にとっても同じでしょう。糖質を制限することによって感染が改善したという例は多くあります。
主に炭水化物や糖分を制限することによって、体への害を減らし、体質の改善をしていくというものです。
食事療法については幅広いのですが、主に野菜や果物をメインとして、アルカリ性の食材を8割、酸性の食材を2割にするという意識が重要だと思います。
・酸性とアルカリ性の食事
まとめ
乾癬と糖尿病は症状こそ違えど、原因については似たような因子が影響すると考えられます。
遺伝については対処療法をするしかしょうがない部分もありますが、症状の悪化を防ぐためには食事を中心とした改善に取り組んでいきましょう。
・食事治療法